要約

お買い物スタイルは「安さ納得消費(安さ重視)」や「徹底探索消費(よく調べて購入)」が基本的なお買い物スタイル。
コロナ禍が平常化しつつある現在、1年後の消費意欲としては、「店舗でのお買い物」、「外食」、「旅行」、「オンライン」でのお買い物はいずれも、「減少する」と答える人よりも「増える」と答える人が多いが、「飲み会」は「減少する」と答える人の方が多い。
2022年はインフレ物価高が続いているトレンドであり、消費者は自身にとってのお得度を能動的によく調べて消費している。販売業者やサービス提供者は、そういった消費者マインドに対応し、品揃えの良さと価格訴求に加え、WebやSNSでのより積極的な情報発信を行う必要がある。

01:現在のあなたの”買い物のスタイル”に近いものを選んでください。(単一回答)

「安さ納得消費(価格には敏感だが、消費に対するこだわりは低い。安ければ安いほどよい)」が35.8%とトップ。
次いで、「徹底探索消費(消費にはこだわりはあるが、価格にもこだわる。多くの情報を収集し、お気に入りをなるべくお得に買う)」が32.6%。
安さ納得消費と徹底探索消費で全体の約70%を占める。

「プレミアム消費(消費に対するこだわりが強く。自分が気に入った価値には高いお金を払う)」は11%と全体の約1割。

02:あなたは  『その日、その場所、その時間 でなければ満たすことができないことに価値を感じ消費する』 という消費行動にどのくらい興味がありますか(単一回答)

概ね3つに均等に別れる。
「とてもある」「少しある」の合計は34%。「どちらともいえない」は30%。「全くない」「あまりない」の合計は36%。

03:あなたは 『商品・サービスそのものの機能だけではなく、それらに付帯する社会的・文化的な価値に共感して消費する』 という消費行動にどのくらい興味がありますか(単一回答)

Q02同様、大きく3つに均等に別れる。
「とてもある」「少しある」の合計は30%。「どちらともいえない」は35%。「全くない」「あまりない」の合計は35%。

04:あなたが良く見る(つい内容を見てしまう)広告を教えてください。(複数回答)

テレビCM(41.8%)、SNS(Twitter、Instagram、Facebook等)に表示される広告(30.4%)、新聞にとじ込まれているチラシ(25.4%)、youtubeなどの動画に表示される広告(24.2%)がよく見る広告のトップ4。

メールマガジン(8.4%)、雑誌の広告(6.6%)、ラジオでのCM(5.2%)は、よく見る広告と答えた方は全体の10%以下。

05:コロナ禍になってから年収に変化はありましたか?(単一回答)

全体の6割は変化していない。

「大きく増加した」「少し増加した」の合計は9%と、約1割の方がコロナ禍をきっかけに年収が増加した。

しかし、「大きく減少した」「少し減少した」の合計は29%と約3割の方が、コロナ禍をきっかけに年収が減少している。

06:現在と比較し、1年後(予測)のあなたの買い物・レジャーのスタイルであてはまるものを選んでください。(単一回答)

店舗での買い物の回数:「増える」合計は約16%。「減少する」合計は約14%。

外食の回数:「増える」合計は約23%。「減少する」合計は約23%。

飲み会の回数:「増える」合計は14%。「減少する」合計は約30%。

旅行の回数:「増える」合計は約26%。「減少する」合計は22%。

オンラインでの買い物回数:「増える」合計は約21%。「減少する」合計は約8%。

調査概要

【調査概要】

◇調査日:2022/9/27 ◇回収サンプル:500s ◇調査機関:アイブリッジのモニターを活用し当社がアンケート設計。

【回答者概要】

◇愛知県、岐阜県、静岡県、三重県在住者 ◇男女比 1:1 ◇未既婚 1:1 ◇年代 20代以上(10歳区分均等割付)